一週間前の日曜日のことです・・・。
下りの左のゆるいコーナーを抜けると、路面はうっすらと雪が積もっており
真っ白でした
あっ、と思った瞬間、もうその上に・・・。
ブレーキをかけてはいかん、ハンドルを切ってもいかん、と思ったけど、
その先は、ゆるい右カーブ・・・
じわ~、と右に操舵したものの、オンロード用の溝の浅いタイヤですから、
そう大きくはない横Gにスル~、とアウトに逃げていくー・・・。
故意にリヤブレーキを踏んで、リヤを流してコケルか、とも思ったものの、
そんな勇気はなく。
次の瞬間、車体はいとも簡単に倒れて、自分は地面にバッタリ・・・。
バイクは、と見ると、後ろで滑りながら路肩の雪に突っ込んでました・・・ 
走った日の5日前には都心でも降雪が記録されていました。
こんな時に奥多摩周遊道路を走るのがイケナイんですよねー。
後悔先に立たず。
あー、都民の森で引き返しておけばよかった。
ことの始まりは、急にバイクで『のめこいの湯』に行ってみようか、と
思い立ったことから・・・。
それで、じゃあ、奥多摩周遊道路を通っていこうか、と。
あきる野を過ぎ、本宿で払沢の滝への分岐を過ぎるあたりまでは、路肩に
少し雪はあったものの、走行にはなんの支障なしでした。
そのうち、段々と路肩の雪が目立ってきて、だんだん弱気になってきて。
時間的にもきついし、『のめこいの湯』はあきらめよう。でも、奥多摩
周遊道路は走って、青梅経由で帰ってきたいなぁ、と考えながら走って
いると、路面にもうっすら雪が。でも、四輪のタイヤの跡を外れなければ
大丈夫。せめて、都民の森までは行ってみよう、と思い、走っていきます。
数馬側の元奥多摩有料道路のゲートを過ぎると、日当たりのいいことも
あり路面は全く問題なし。ただし、塩カルで真白になっているところは
ありました。
都民の森に着いて、ひと息入れていると、上から警察の車両が下りてきた
ので、乗っていたお巡りさんに『ここから先は、バイクはやめた方がいい
ですかねー。』と聞いてみると、『何台か走っていったし、凍結はしてない
ので大丈夫だとは思いますが、塩カルも滑るので気をつけてくださいね。
今、それで飛び出した車が出たばかりですので・・・。』と丁寧に教えて
くれました。
じゃあ、用心していくか、と出発。上りは問題なかったものの、風張峠を
過ぎ、下りにかかると、日陰が多くてやっぱり怖い。途中、うっすら白く
なっているところもあったものの、風で雪が流された程度で、グリップは
大丈夫でした。
そんなんで少し油断ができていたのでしょう。先ほどの場面へ。ゆっくり、
と言っても30km/hくらい出ていたかもしれません。先が見えなかったら、
徐行、ですね・・・。
コケた後は、カウルがパックリ逝ったのもショックでしたが、青梅市街に
入って信号待ちなどで停車すると、割れたウインドシールドがビビって
ちょっと周りの目が気になったり・・・
青梅では、以前から噂に聞いていた隠れ家的なカフェでひと休み。
コーヒーも美味しかったですが雰囲気もよく、しばし心地よいひと時を
過ごすことができ、だいぶ落ち着きました。
そのあとは安全運転で、あきる野、八王子経由で。
最後は町田のバイク屋さんに修理をお願いして預けて、バス&徒歩で帰って
きたのでした。
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